ロタウイルスワクチン定期接種が始まります

最終更新日: 2020年9月14日

 
ロタウイルスワクチンの定期接種が始まります
  
[ロタウイルス胃腸炎とは?]
 口から侵入したロタウイルスが腸管に感染して発症します。感染力が非常に強く、手洗いや消毒などをしっかりしても、感染予防をすることが難しいため、乳幼児のうちに、ほとんどの子どもが感染します。下痢や嘔吐は1週間程度で治りますが、下痢、嘔吐が激しくなると、脱水症状を起こす場合もあり、乳幼児の急性胃腸炎の入院の中で、もっとも多い感染症です。一生のうちに何度も感染するウイルスですが、初めてロタウイルスに感染した時は、特に重症化しやすく、まれに脳や腎臓に影響をおよぼすこともあり、注意が必要です。生後、すぐに感染する場合もあるので、ワクチンの接種は、早い時期に完了させます。
 
1.開始時期
   令和2年10月1日から
   ※開始時期より前に接種された方は、任意接種となり公費助成の対象とはなりませんので
    ご注意下さい。
 
2.対象者
   令和2年8月1日以降に出生したお子さん
 
3.接種回数及び接種間隔
[ワクチンについて]
 ロタウイルスワクチンは2種類あり、どちらも生ワクチン(弱毒化したウイルス)で、飲むワクチンです。医療機関で相談し、どちらかのワクチンを選んでください。途中からワクチンの種類を変更することはできませんので、最初に接種したワクチンを2回目以降も接種します。
 
 ワクチン名
     ロタリックス                             
     ロタテック                              
 接種時期 
 出生6週から24週               
 出生6週から32週                 
    ※どちらのワクチンも、標準的には生後2か月から出生14週6日まで
    初回接種を行います。
 接種回数
 2回接種(27日以上の間隔をあける) 
 3回接種(27日以上の間隔をあける)
 接種後、
 特に注意すること 
 どちらのワクチンも、接種後(特に1~2週間)は腸重積の症状に注意し、
 症状が見られた際は、すみやかに接種した医療機関を受診してください
 
  このワクチンは、ロタウイルス胃腸炎の発症そのものを7〜8割減らし、入院するような重症化は、そのほとんどが予防できます。ただし、ロタウイルス以外の原因による胃腸炎には予防効果を示しません。
 
4.接種場所  市内医療機関一覧(PDF:119KB)
 
 
 ◎注意事項
 [ワクチンを接種する前]
 赤ちゃんのお腹がいっぱいだと、上手にワクチンが飲めない場合がありますので、接種前30分ほどは授乳を控えることをすすめます。上手に飲めるよう、医師、看護師の指示に従ってください。
 なお、ワクチンがうまく飲めなかったり、吐いたりしてしまった場合でも、わずかでも飲み込みが確認できていれば、ワクチンの効果に問題ありませんので、再度接種する必要はありません。
 
 [ワクチンを接種した後]
 接種直後は、医療機関で30分ほど様子を見てから帰宅してください。ワクチン接種後2週間ほどは、赤ちゃんの便の中に、ワクチンのウイルスが含まれることがあります。おむつ交換の後など、ていねいに手を洗ってください。高熱、けいれんなど、異常を感じた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
 
 [腸重積症について]
 腸重積症とは、腸が腸に入り込み、閉塞状態になることです(下図)。0歳児の場合、ロタウイルスワクチンを接種しなくても起こる病気で、もともと、3〜4か月齢ぐらいから月齢が上がるにつれて多くなります(下のグラフ)。早めに接種を開始し、完了させることがすすめられています。
 
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 腸重積症は、手術が必要になることもありますが、発症後、早く治療すれば、ほとんどの場合、手術をせずに治療できます。以下のような症状が一つでも現れたら、腸重積症が疑われます。
 
  ■ 泣いたり不機嫌になったりを繰り返す   
  ■ 嘔吐を繰り返す
  ■ ぐったりと顔色が悪くなる          
  ■ 血便がでる
 
 このような症状に気づいたら、すみやかに接種した医療機関を受診してください。接種した医療機関とは別の医療機関を受診する場合は、このワクチンを接種したことを医師に伝えてください。
 
 [接種できない場合]
 明らかに発熱(通常37.5℃以上)している人や、重度の急性疾患にかかっている人、過去に同じワクチンで強いアレルギー反応が出た人は、接種することができません。また、未治療の先天的な消化管障害のある人や、過去に腸重積症をおこした人、重症複合型免疫不全(SCID)のある人も、接種できません。このほかにも、接種を中止したり、延期したりしたほうがよい場合もありますので、予防接種を受ける日には、あらかじめ予診票を記載して受診し、医師と相談してください。

情報発信元
健康課
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