化学物質過敏症について
最終更新日: 2021年9月22日
★化学物質過敏症についてご理解ご協力をお願いします★

化学物質過敏症とは
化学物質過敏症とは、身の回りにあるさまざまな製品に含まれるごく微量の化学物質が
原因で、身体的・精神的な症状が現れる病気です。その病態や発症の仕組みはいまだ
明らかになっていません。
症状
化学物質の種類やその人の体質の違いにより、症状の有無・程度には個人差があります。
頭痛や特徴のない症状が多く、他の疾患との鑑別が難しい場合が多いとされています。
●粘膜刺激症状(結膜炎、鼻炎、のどの痛み)
●皮膚炎
●自律神経障害(冷や汗、手足の冷え、頭痛、疲れやすい)
●内耳障害(めまい、ふらつき、耳鳴り)
●循環器障害(動悸、不整脈、血行不良)
●消化器障害(下痢、便秘、悪心)
●眼科的障害(目がちかちかする、目が見えにくい)
●精神障害(不眠、不安、鬱状態、不定愁訴)
原因として可能性があるもの
原則的にはその人にとって合わないものがあれば、何であっても原因物質になる可能性
があります。
例) 柔軟剤、香水、たばこ、化粧品、芳香剤、建材、接着剤、塗料、排気ガス、農薬
大気汚染物質、殺虫剤、動物の毛 等
化学物質過敏症への対応
化学物質過敏症の症状は、有害因子あるいは誘発する可能性がある化学物質に近づ
かないこと、早期に離れること、滞在する時間を短くすること、使用を控えること
が有効です。
生活に身近な病気であるため、患者さんが安心して生活するめには、周囲の方々だけ
でなく社会全体の協力が欠かせません。
化学物質過敏症への理解を深め、誰もが安心して暮らせる社会の構築にご協力をお願
いします。
参考)厚生労働省長期慢性疾患総合研修事業アレルギー研究班
「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」(PDF:1295KB)
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