県指定 無形民俗文化財
坂本念仏踊(平成7年9月29日指定)

画像:坂本念仏踊滝宮神社・滝宮天満宮に奉納する念仏踊の一つとして、他の念仏踊とほぼ同じ由来を伝えている。仁和4年(888)夏の旱魃の時、国司菅原道真が城山の神に七日七夜断食して雨乞いを祈願したところ、三日三晩にわたって雨が降り続いた。農民達は次々と滝宮の菅公邸に集まり大いに踊り舞った。これが念仏踊の始まりである。その後は毎年旧暦7月25日に、その徳をしのび、霊を慰めるために踊を奉納するようになったという。その後、鎌倉時代の建永2年(1207)法然上人が踊に振付けし、一定の形式を整えたという。これらの由来は菅家文草に祭文があり、江戸時代の文献にも見えているが、どこまで真実か定かではない。また一遍上人の踊躍(ようやく)念仏の影響を受けているとの説もある。

揚庭(あげは)がよい(一庭の締めくくりが誰の目にもよくわかる。)踊が男性的で囃子の調子はゆったりとしているが動きが激しく力強い昔は300人に余る大規模の人数で組織されていた現在は、保存会を中心に町全域で組織された踊組によって活動している。


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