持宝寺 絹本著色両界曼陀羅図

持宝寺が所蔵する曼陀羅図で、縦119.5cm、横101.2cm、室町時代初期の仏画として重要なものである。
曼陀羅とは梵語のmandaraの漢訳で「悟りの境地に達する」との意味である。日本や中国では、密教修行のために多くの仏の姿などを一定の方式に基づいて描いた図像を指している。両界曼陀羅は、金剛界・胎蔵界の2つの曼陀羅の総称で、胎蔵界曼陀羅は大日経に基づき、胎児が母体にあって生長するように、人が菩提心に目覚め、悟りに導かれてゆく姿を展開したもの。
金剛界曼陀羅は金剛頂経に基づき、大日如来の心の境地に至るまでの心と修行の実践過程を9つに分けて示したものである。

画像:胎蔵界曼陀羅図
胎蔵界曼陀羅図

画像:金剛界曼陀羅図
金剛界曼陀羅図


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