神光寺梵鐘【しんこうじぼんしょう】(立石)

画像:神光寺梵鐘【しんこうじぼんしょう】(立石)神光寺梵鐘は総高112センチ、口径64センチであり、1676年(延宝4)に氏子衆の寄進により、大阪・堺で鋳造されました。銘文は江戸期の高僧で、梵字学の大家あった浄厳(じょうげん)和尚によるもので、縦帯(じゅうたい)の撞座(つきざ)の上に蓮華座(れんげざ)をつくり、種字(しゅじ)を陽鋳(ようちゅう)しているのがこの鐘の特徴です。
銘文などから江戸時代の梵鐘であることが明らかなものは市内ではこの神光寺の梵鐘と、極楽寺(牛島)梵鐘、本島町正覚院(しょうかくいん)の梵鐘を含む3例しかなく、これらは特徴や制作時期など多くの共通点を持っています。塩飽諸島の文化の繁栄と浄厳和尚という江戸初期の高僧の足跡を物語る貴重な歴史的資料であり、今回、市文化財に指定(平成16年9月24日付)された理由です。


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