塩飽諸島:本島

昭和9年、国立公園として第1次指定を受けた瀬戸内海国立公園の中にあって、備讃海域に点在する塩飽諸島の中心島。秀吉以来、自治権を安堵(あんど)されていた人名(にんみょう)制度の中心島で、人名から選出された4人の年寄によって政治が行われ、江戸時代は天領として明治維新まで人名の自治が続いた。年寄衆が政務を執った塩飽勤番所(しわくきんばんしょ)をはじめ、歴史・文化財の宝庫としても有名で、笠島地区では町並み保存を進めている。

画像:塩飽諸島:本島

瀬戸大橋の完成後は、橋を横に見ながらのハイキング・サイクリングなども盛んになり、若い人からお年寄りまで楽しめる。水揚げされる瀬戸内の魚は、訪れる人の大きな魅力になっている。

所在地 香川県丸亀市
面積 6.75平方km
周囲 16.4km
標高 小坂山204m
世帯数 178世帯(2019.1.1)
人口 319人(2019.1.1)

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島のみどころ

塩飽勤番所(しわくきんばんしょ)

幕末時代に塩飽全島を統率していた政所(まんどころ)。寛政10年(1798)の建築で、万延元年(1860)に改築したものを復元している。国指定重要文化財。年寄が政務を執った本館、信長・秀吉・家康から与えられた朱印状などが保管されていた朱印蔵がある。本館に朱印状や咸臨丸(かんりんまる)の航海日誌などを展示している。

画像:塩飽勤番所(しわくきんばんしょ)

千歳座(ちとせざ)

木烏(こがらす)神社境内にある芝居小屋。文久2年(1862)建造。全国でとくに重要な30舞台の中の1つ。

画像:千歳座(ちとせざ)

夫婦倉(めおとぐら)

市指定文化財。江戸末期につくられた二連式の蔵。

画像:夫婦倉(めおとぐら)

笠島集落

国選定の伝統的建造物群保存地区。江戸末期から戦前にかけての建物が残る。迷路のような町並みに、千本格子の出窓を配した家々や、しっくい塗りの白壁が連なり、塩飽大工の技術力の高さを随所で感じさせる。まち並保存センター、ふれあいの館、文書館の内部が見学可。
まち並保存センター TEL:0877-27-3828

画像:笠島集落

年寄の墓

塩飽諸島の人名と、人名の長である年寄たちの墓がある。

画像:年寄の墓

正覚院

別名山寺。毎年7月の第三日曜日に行われる湯状の加持、山伏の大護摩(ごま)供養は見もの。国指定重要文化財の木造観音菩薩像、毘沙門天像などもある。
TEL:0877-27-3204

画像:正覚院

泊海水浴場

民宿や港から近く、市民に人気のある海水浴場。
平成18年度には、環境省が、快適に泳げる全国の海や湖を選定した「快水浴場百選」にも選ばれました。そして、特に優れた特選12か所(海10、島1、湖1)の「島の部特選」にも選ばれています。
対岸の牛島を望み、朝日から夕日までのダイナミックな風景の変化を楽しめます。

画像:泊海水浴場

本島いろはかるた

本島の歴史・文化をモチーフにしたご当地かるた「本島いろはかるた」は、島の活性化につなげるため、本島校区連合自治会が発行しました。 本島に語りつがれる歴史、物語、塩飽水軍の活躍などをかるたで再現。
一組800円で発売中です。
丸亀駅構内の丸亀市観光案内所にて取り扱っています。
詳しくは、本島市民センター TEL:0877-27-3222

画像:本島いろはかるた

遠見山展望台

標高110m。瀬戸内の多島美と瀬戸大橋の全景を楽しめる。泊港から徒歩40分。

東光寺

藤原時代の優れた木造薬師如来座像がある。国指定重要文化財。

専称寺

法然上人ゆかりの寺。境内には、国指定の史跡である吉田彦右衛門の墓がある。

屋釜海水浴場

豊かな自然の中に残る海水浴場。美しい砂浜と海の色が魅力的。

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