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丸亀城石垣崩落復旧整備事業の工期および全体事業費を見直しました
平成30年の崩落以降、丸亀城石垣の復旧整備を進めておりますが、現代工法の導入や新石材の製作数増加に伴い、工期および事業費の見直しを行いました。
見直し前 | 見直し後 | |
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全体工期 | 令和元年度~令和9年度 | 令和元年度~令和12年度(令和13年3月末) |
全体事業費 | 52.5億円 |
86億円(33.5億円増) |
【主な延伸の理由】
- 高さ31メートルの高石垣を積み上げる工事は難工事で、慎重な作業が必要となるため。
- 崩落により当初の想定より多くの石材が破損しており、新しく製作する「新石材」の個数が増加したため。
【主な事業費増額の理由】
- 必要な現代工法の採用にかかる事業費を反映させたため。
- 石材の製作数が増えるとともに、人件費や物価の高騰により1石あたりの製作費が増えたため。
- 工期延伸に伴って、人件費やクレーンの賃料などが増えたため。
今後も引き続き、「あの美しい石垣をもう一度」のスローガンのもと、歴史的価値を後世へ伝えるため全力で取り組んでまいりますので、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。