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東光寺 応永十二年在銘鰐口

ページID:0001029 更新日:2022年12月22日更新 印刷ページ表示

画像:東光寺 応永十二年在銘鰐口東光寺が所蔵している鰐口である。鰐口というのは、下方にある一文字の裂け目が、鰐の口に似ているためこの名前がつけられたといわれる。
この鰐口は、銅製でやや小型であり、鼓面外区には、「奉懸朝倉郷天王宮鰐口一口」「応永十二年卯月二日願主釈東白」の銘文が陰刻されている。朝倉郷天王宮というのは、伊予国朝倉(現在の今治市)にあったと推測されるが、東光寺に納められた時期や由来など、詳細はわかっていない。

釣手が左右向きを異にした片面交互式であることや、鼓面の膨らみが小さく平らであることなど、形態に古い形式が見られる。

 

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