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正覚院 永徳元年在銘鰐口
鰐口は、仏殿前の軒下に吊す金属製の仏具で、参詣者は吊り下げてある布で編んだ綱を振り動かして打ち鳴らす。いくぶん細長い円で、中は空洞、下側に横長い口があり、それが鰐の口に似ているので、この名が起こったといわれる。正覚院が所蔵しているこの鰐口は、直径33.0cm、厚さ12.1cm、重さ7.5kgである。
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鰐口は、仏殿前の軒下に吊す金属製の仏具で、参詣者は吊り下げてある布で編んだ綱を振り動かして打ち鳴らす。いくぶん細長い円で、中は空洞、下側に横長い口があり、それが鰐の口に似ているので、この名が起こったといわれる。正覚院が所蔵しているこの鰐口は、直径33.0cm、厚さ12.1cm、重さ7.5kgである。