本文
正覚院 大般若波羅密多経
正覚院所蔵の大般若波羅密多経は、折本の版木経と写経本の2種である。
折本の版木経その中の第479巻に「建保五年(1217)五月・・・・」第579巻に「建保五年五月十二日書之」の奥書があり、この経は1217年以前に摺り写したものと推定される。
折本写経本は、文和4年(1355)10月21日に第1巻を書写し始め、延徳3年(1491)6月22日に全600巻を折り終わっており、137年もかかっている。
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正覚院所蔵の大般若波羅密多経は、折本の版木経と写経本の2種である。
折本の版木経その中の第479巻に「建保五年(1217)五月・・・・」第579巻に「建保五年五月十二日書之」の奥書があり、この経は1217年以前に摺り写したものと推定される。
折本写経本は、文和4年(1355)10月21日に第1巻を書写し始め、延徳3年(1491)6月22日に全600巻を折り終わっており、137年もかかっている。