ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 行政情報 > 市政運営・行政改革 > SDGs > 丸亀市が持続可能な観光地として世界のTOP100に選出されました!
現在地 トップページ > 分類でさがす > 観光・文化・スポーツ > 観光・イベント > 観光情報・パンフレット > 丸亀市が持続可能な観光地として世界のTOP100に選出されました!

本文

丸亀市が持続可能な観光地として世界のTOP100に選出されました!

8 働きがいも経済成長も11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0020912 更新日:2023年10月13日更新 印刷ページ表示
記者会見の様子

丸亀市が持続可能な観光地として世界のTOP100に選出されました!

国の伝統的工芸品である「丸亀うちわ」の伝統を継承する取り組みが、世界の持続可能な観光地を表彰する国際認証機関グリーン・デスティネーションズ(以下、GD)により2023年のカテゴリー「Culture&Tradition」(文化と伝統)において、世界TOP100に選出されました。
丸亀市の主な観光素材の1つである「丸亀うちわ」をきっかけに、観光が地域の交流人口の増加、伝統文化の継承、地域経済の振興、環境保全などにも貢献していることが世界的に評価されました。

●今年、日本から選ばれた地域(10か所)
北海道弟子屈町、岩手県釜石市、神奈川県箱根町、長野県小布施町、京都府宮津市、香川県丸亀市、愛媛県大洲市、徳島県三好市、熊本県小国町、鹿児島県与論島

●過去、日本で選ばれた地域
2018年、2019年:岩手県釜石市のみ
2020年:ニセコ町、釜石市、三浦半島、京都市、白川村、沖縄県 計6か所
2021年:ニセコ町、釜石市、京都市、佐渡市、那須塩原市、長良川流域、七尾市および中能登町、豊岡市、小豆島町、阿蘇市、奄美大島、与論島 計12か所
2022年:釜石市、東松島市、下呂温泉、箱根町、南知多町、那須塩原市、小国町、大洲市、小豆島町、阿蘇市 計10か所

●報道発表:10月10日(火曜日)高松市かがわ国際会議場にて、(一社)四国ツーリズム創造機構主導で四国の他の選出地区と合同で記者会見を行いました。
GD 世界TOP100 丸亀市記者会見用資料 [PDFファイル/2.96MB]

●世界のTOP100に選出された丸亀市の内容とは
タイトル:「歴史を紡ぐ、丸亀うちわニュー・マイスター31」
400年以上続く、丸亀うちわの伝統産業は、産業の縮小や後継者不足など様々な問題を抱えています。
そんな中、育成講座やニュー・マイスター制度などの後継者創出事業を行いつつ、丸亀以外での実演、販売などをきっかけに丸亀市へ来訪された観光客や丸亀市でうちわづくりを体験した方が「丸亀うちわ」のファンとなり、後継者候補としての移住定住者獲得に繋がっているフローや交流人口の増加、環境に配慮したうちわ製作の取り組みなどが評価されました。

●GD(グリーン・デスティネーションズ)とは
オランダを拠点とする国際非営利団体で、世界持続可能な観光協議会(GSTC)※1が認定した組織のひとつです。
世界中の持続可能な観光地域づくりにおける取り組みを評価、マネジメントすることを目的としています。
※1:世界持続可能な観光協議会(GSTC:Global Sustainable Tourism Council)とは、世界の持続可能な観光の推進と国際基準(ガイドライン)を策定することを目的に、2008年に発足した国際非営利団体です。
GSTCが管理する国際基準は世界で唯一、国連世界観光機関(UNWTO)の指示の下、開発された基準で国際連合環境計画(UNEP)などの国連機関、民間企業、NGOなど世界150以上の団体と連携し、策定した基準の適切性がモニタリングされています。

●世界の持続可能な観光地TOP100選(Green Destinations TOP100)とは
GDが世界中の持続可能な観光の国際基準を取り入れ、より良い地域づくりに努力している地域を2014年から毎年選出し、広く発信しているアワードです。
エントリーには、持続可能な観光に関わる100項目にわたる国際基準のうち、(1)「景観保全や文化財の保護、エネルギー消費量の削減など」の特に重要な15項目の指標(2年目は30項目)をクリアしていること、(2)地域の優れた取組事例「グッド・プラクティス・ストーリー」の存在が必要になります。

●評価の流れ
Step(1):アセスメントレポート
GDが定める持続可能な観光地に向けて、取り組むべき観光指標100項目の中で最も重要視されている30項目があり、初年度はコアな15項目での評価・2年目は30項目での評価を行います。
それらの項目は大きくA)持続可能なマネジメント、B)社会経済的サステナビリティ、C)文化的サステナビリティ、D)環境へのサステナビリティの4つの柱で構成されています。

Step(2):Good Practice Story(グッド プラクティス ストーリー)
地域での持続可能な観光地に向けた優良事例を1件提出し、その評価を行います。
ストーリーは「歴史文化」、「自然環境保護」など6つのカテゴリーごとに審査されます。

●持続可能な観光とは
「自然」、「文化」、「伝統」、「そこに暮らす人々」などの地域資源を生かし、旅行者などの様々な来訪者を受け入れ、地域経済を発展させながら、同時に自然環境や文化、伝統を守るという「そこに暮らす人々」の未来にも十分に配慮した観光のカタチです。

●認証取得後の地域への波及効果
今回の選出をきっかけとして、企業や自治体視察、教育旅行の誘致を促進させ、丸亀の認知度向上、市民の持続可能な観光地域づくりへの意識や地域愛向上への機運を醸成させていくことに期待が持てます。
また、GD事業を継続しつつ、世界TOP100の評価を受けたことをプログラム化し、誘客を図り、「丸亀うちわ」を中心に官民一体で持続的な地域振興を促進していきたいと考えています。

GD 2023TOP100 ロゴマーク
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)