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令和5年度香川県ボランティア大賞を受賞されました
香川県では、ボランティアによる感動的な活動や勇気づけられる活動などを顕彰することにより、ボランティア活動の社会的認識を向上させるとともに、活動の活性化を目的として、毎年ボランティア大賞を実施しています。
詳しくは香川県ホームページ<外部リンク>へ
丸亀市では、岩﨑勲さんが受賞され、令和5年12月21日に県庁で表彰式が行われました。
岩﨑さんは長年にわたり、「岡田おどり保存会」、「綾歌火天狗太鼓保存会」、「丸亀市文化協会」での活動を通して、地域の文化芸術の振興にご尽力されました。
岡田おどりは江戸時代から伝わる丸亀市の無形民俗文化財です。岩﨑さんは幼少の頃から地域の盆踊り大会に参加し成長していく中で、郷土芸能に、”地域に暮らす人々のつながり”を生む大切な役割を感じ、「岡田おどり保存会」の発足に参画されました。現在も保存会会長として地域の児童を対象とした伝承活動などの牽引役を担われています。
また、「綾歌火天狗太鼓保存会」と「丸亀市文化協会」においても、文化芸術で地域の人々を元気にする活動をされており、両会の会長職を勇退した現在も積極的に若手の活動を支えておられます。
今回の受賞に際し、岩﨑さんにお話を伺いました。
「50年近く活動を続けてこられたのは皆さまのご支援の賜物です。
昭和40年代後半までは青年団、婦人会、老人会などのみなさんがボランティア活動の中心を担っていました。その後、時代が進むにつれ、ボランティア団体は多く設立されましたが、人間関係が希薄になったように感じています。私自身は、これからも体の続く限り皆さんの活動の足手まといにならないようお手伝いをさせていただきたいと思います。」
長きにわたり、文化芸術を通じて人と笑顔をつなぐ活動を続けてこられた岩﨑さん、今後もますますのご活躍をお祈りしています。
あやうたふるさとまつりでは岡田のゆるキャラ「久次郎さん」も一緒に岡田おどりを披露
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