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令和5年度マルタス会議を開催しました

ページID:0023567 更新日:2024年3月13日更新 印刷ページ表示

 丸亀市市民交流活動センター「マルタス」は、今年で開館3年目を迎え、まちづくりの拠点施設として、多くの市民、市民活動団体の皆さまにご利用いただいております。

 今年度も昨年度に引き続き、マルタスをより良い施設にするため、丸亀市生涯学習課とマルタスが協働で「マルタス会議」を開催いたしました。

マルタス会議の概要

 ○目的 マルタスの多機能なメリットを最大限に活かすことのできる運営、業務を展開するため、施設の管理や事業の企画運営などを話し合う場とする。

 ○テーマ 「施設の利用に関する改善点や期待すること」

 ○開催日時 令和6年2月18日(日曜日) 14:30~16:30

 ○参加人数 24名(市民活動団体:11名 関係団体:5名 マルタス:5名 生涯学習課:3名) 全4グループ(各5名)

1. マルタス令和5年度事業報告

マルタス会議1

 初めに、マルタスの三笘センター長より、マルタスの令和5年度の実績や実施した事業について報告しました

 マルタスは、令和5年度も多くの方にご来館いただき、来館者数は令和6年1月末時点で66.8万人と、年間の来館者数の目標である70万人を達成する見込みです。また、市民活動件数とマルタスが主催で行う自主事業件数も、令和6年1月末時点で946件と、多くの活動が行われています。市民活動の月平均の実施件数は令和6年1月末時点で78件となっています。

〈マルタスが令和5年度に行った取り組み〉

 ・ 活動相談会や市民活動交流会、助成金講座等活動者支援企画

 ・ 丸亀まちあかりやBOOK WEEKEND等マルタス周辺のにぎわいづくり

 ・ “ホンモノにふれる” 現代美術の作品展示やアーティストトーク

 ・ 社会福祉協議会が行う高校生ボランティア部への協力

 ・ 「四国家サポーターズクラブ」等地元企業との協働事業

 今年度は、マルタスが協働の拠点となることを目指した、場づくりやきっかけづくり、担い手の育成などの取り組みを行いました。来年度は、今年度に引き続き協働の拠点を目指した取り組みに加え、各コミュニティと連携した出前講座や地域の情報発信を行っていく予定です。

2. マルタスの各スペースの活用紹介

 次に、各スペースごとの魅力や活用事例を紹介しました。

 マルタスは館内外を問わず、様々な場所で市民活動を行うことができ、1階の開けたスペースであるオープンラウンジでは、ワークショップやトークショー、音楽の演奏など幅広い分野の活動が行われています。周囲を少し囲まれたスペースである、88の棚の部屋では、講座や交流会、相談会が行われています。また、1階の棚、2階の棚と同様に、活動の展示スペースとしても活用できます。2階のキッズスペースでは、キッズ向けのダンスや子どもヨガなどの市民活動が行われており、その隣の椅子と机が設置されている親子ラウンジでも、親子で楽しめるワークショップなどを行うことができます。一方、館外に目を向けると、市役所とマルタスの間の通路であるプロムナードでは、水や泡を使った市民活動やマルシェが開催されています。

オープンラウンジ

1階オープンラウンジ

88の棚の部屋

1階88の棚の部屋

展示スペース

2階展示スペース

キッズスペース

2階キッズスペース

プロムナード

プロムナード

3. ワークショップ1 テーマ「館内で気になっているところ」

 1つ目のワークショップは、館内の便利なところや、使い勝手が悪いと感じているところなど、良いところと悪いところをふせんに記入し、模造紙へ張り出していくものです。また、出し合った意見をグループごとに発表しました。

 グループ4では、マルタスの良いところとして、木目調があたたかく、マルタススタッフもさわやかで親切という意見が上がりました。対して、貸会議室が人気で予約が取りづらいという点も上がり、ひまわりセンターや令和8年3月末に開館予定の新市民会館などを含めた、市内の貸会議室を行っている施設の一覧等があれば便利ではないか、という案が出されました。また、若年層とつながりたいという年配層の意見と、話しかけやすそうな人が増えてほしいという若年層の意見があり、世代間でのすれ違いがあるということが分かりました。

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4. ワークショップ2 テーマ「どのような使い方をしていきたいか」

 2つ目のワークショップは、現在マルタスをどのように利用しているか、これからマルタスをどのように利用していきたいか、行いたいイベントなどをふせんに記入し、模造紙へ張り出していくものです。1つ目のワークショップと同様に、出し合った意見を全体へ発表しました。

 グループ2では、普段はイベントや情報発信、打ち合わせ、待ち合わせでマルタスを利用しているが、これからは他団体との交流や、市民活動者が先生となり講義を行う、市民大学のような活動を行いたいという声がありました。また、マルタスがフリースクールのような不登校児の居場所となる施設になってほしい、という意見も上がりました。

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まとめ

 今回、2つのワークショップを通して、実際にマルタスを活用していただいている方の様々な声を頂戴することができました。課題については、できるかぎり改善できるように工夫しながら取り組みを行ってまいりたいと思います。そして、皆さまのこれまでになかった発想や、新しいアイデアを活かした活動については、活動者、関係団体の方々と実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。これからも協働の拠点として、市民活動の支援や、様々な交流の場となるよう、人と人とのつながりを大切にしながら、きっかけづくりを行うとともに、誰もが気持ちよくご利用いただけるような環境づくりを行ってまいります。

 マルタス会議へご参加いただきました市民活動者、関係団体の皆さま、たくさんのご意見をありがとうございました。