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モビリティ・マネジメント教育
本市で平成9年より運行を開始したコミュニティバスは通勤通学や買い物、レジャーなどの移動手段として必要不可欠なものであります。また、運転免許証返納数の増加やバスを利用することで得られる効果は多方面に貢献し、バスの社会的役割は大きくなっています。
しかしながら、自家用車に依存した生活、新型コロナウイルス感染症による公共交通離れ、昨今の燃料費や人件費の高騰、担い手不足などコミュニティバスを取り巻く状況は厳しく、減便や路線の縮小、路線廃止の可能性はないとは言い切れません。
そのような状況のなか、次代を担う子どもたちが(1)コミュニティバスに親しみを感じ、(2)「移動=自家用車」という当たり前に対し疑問を持ち、考え(3)自発的に賢い移動手段を選択するきっかけづくりを目的とした出前授業とバスの乗車体験をセットにしたモビリティ・マネジメント教育を実施しました。
令和6年度実施