ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 協働推進部 > 地域づくり課 > 【提案型協働事業】令和3年度の事業報告会を開催しました

本文

【提案型協働事業】令和3年度の事業報告会を開催しました

ページID:0002986 更新日:2022年12月22日更新 印刷ページ表示

 令和4年7月3日(日曜日)にマルタスにて、丸亀市提案型協働事業報告会を開催しました。

 丸亀市では、市民の力が活かせる協働のまち、いきいきとした個性豊かで活力あふれるまち「丸亀」の実現を目指し、毎年市民団体等より「丸亀市提案型協働事業※」を募集しています。

 令和3年度に募集し、選考された2事業を委託事業として採択し、実施していただきました。

 そして、まちづくりの拠点施設である「マルタス」で令和3年度に実施された2つの事業について実施団体と協働担当課から報告をしていただきました。

 報告では、団体からは事業を行うことになったきっかけや、市と団体等との役割分担、事業の効果などについて、市の協働担当課からは市側としての関わり方や協働での視点などをお話しいただきました。

「丸亀城ボードゲーム製作事業」
「丸亀城ボードゲーム製作事業」の画像

 まずは、「丸亀城ボードゲーム製作事業」を実施したさぬきファミリーゲーム倶楽部の林さんと協働担当課の産業観光課 宮竹さんからの報告です。

 丸亀城ボードゲーム製作事業は、2020年から様々な方々と開発を進めてきた「丸亀城を舞台にしたボードゲーム」を製品化する事業です。全国初の地元の観光素材を活用したボードゲームとして、丸亀城だけでなく丸亀市そのものをPRする新たなツールとしていきたいという思いがあります。

 報告では、双方で何度も打ち合わせを重ね、スケジュールやTodoリストでそれぞれの役割を明確にしたことで、順調に製品化を進められていたこと、また、広報活動に力を入れたことで、テレビや新聞に取り上げていただき、活動と製品の認知度を上げるともに、ふるさと納税や石垣修復募金の返礼品として県外へ広くPRできたことなどが報告されました。

「本島町笠島・空き家活用プロジェクト」
「本島町笠島・空き家活用プロジェクト」の画像

 続いて、「本島町笠島・空き家活用プロジェクト」を実施した香川歴史的建造物保存活用会議の大西さんと協働担当課の生活環境課離島振興室 長樂さんからの報告です。

 本島町笠島・空き家活用プロジェクトは、重要伝統的建造物群保存地区である本島町笠島の高齢化と空き家問題の解決を目指す事業です。本島町笠島での居住や滞在、仕事などの可能性のある人達に対して充分な情報が伝わっていない状況(知られていないこと)の解決を試み、空き家問題など今後の地域課題解決への第一歩としたい思いがあります。

 報告では、住環境等を調査したうえで空き家を紹介するフリーペーパーやHP等で広く「空き家ツアー」の参加者を募集し、意見交換会等により今後の対応策や「空き家見学ツアー」という手法についての効果や課題を確認したこと、また、専門的な知識とネットワークで真摯に取り組む様子や、常に事業の目的を再確認しながら丁寧な調査を行った様子が報告されました。

 どちらの事業も、地域や社会の課題に着目し、団体の強みを生かした事業でした。活動を行う各主体の「自主性と自発性」を尊重したうえで、市の強みが加わり、より効果が高まった事業となりました。

 今年度の提案型協働事業は2事業が採択され、事業が実施されています。

(今年度の採択された事業はコチラから

 この2事業についても報告会を来年度に開催したいと考えておりますので、皆さまお楽しみに。

 ※丸亀市提案型協働事業 市と市民団体等が協働で実施する事業で、各々が単独で事業を実施するよりも、その効果を高め、市民の満足度の向上につなげることで、質の高い公共サービスを提供することを目的とする事業。