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【提案型協働事業】令和7年度の事業報告会を開催しました

5 ジェンダー平等を実現しよう6 安全な水とトイレを世界中に
ページID:0045234 更新日:2026年8月6日更新 印刷ページ表示

 丸亀市では、市民等の力が生かせる協働のまち、いきいきとした個性豊かで活気あふれるまち「丸亀」の実現を目指し、毎年市民活動団体等より「丸亀市提案型協働事業※」を募集しています。また、令和3年度から、事業終了後に事業の概要説明とともに振り返りを行う報告会を実施しています。

 

 令和8年7月11日(土曜日)に丸亀市市民交流活動センターマルタスのオープンラウンジにて、令和7年度に実施された3団体について報告会を開催しました。まず、1つ目の事業報告については、国立大学法人香川大学と文化財保存活用課が実施した「伝統的建造物の保存活用」について、2つ目は、さぬきっずコムシアターと子育て支援課が実施した「公式YouTubeを活用した丸亀市の子育て支援情報の発信事業」について、3つ目は、SANUKIBASEと政策課が実施した「丸亀関係人口創出プロジェクト『まるがめ体験ツアー』」について、それぞれ報告をいただきました。

 各団体より事業実施に至った背景や市と団体等との役割分担、事業の効果などについて、市担当課からは市としての関わり方や協働の可能性についてお話しいただきました。

 

 

~伝統的建造物の保存活用~

 独立大学法人香川大学の抱えていた地域との接点が限定的であるという課題と文化財保存活用課が抱える建造物分野の専門職員が不在であるという課題をそれぞれの強みである調整力・発信力・地域ネットワークと専門知識・研究力・学生の人的資源を生かし合い「笠島地区の歴史的価値の継承と文化財の保存・活用」として、歴史的建造物の価値の解明、文化財の保存と活用の推進、文化財への理解促進、地域の魅力向上と活性化を目指し、協働事業を行いました。

 報告会では、本島笠島地区の豊島邸を舞台に、豊島邸のもつ歴史的・建築的特徴を調査し、その価値を踏まえた空間設計を行うとともに、学生の研究力や人的資源、学生ならではの柔軟な発想を活かしながら、職人、学生、地域住民が一緒になって建具のデザインや空間展示を検討した取組が紹介されました。また、「若者が行き来し、島ぐらしする姿を日常に」をコンセプトに、空き家を活用した交流人口の拡大や定住促進に向けた取組についても報告がありました。多様な主体がそれぞれの強みを活かしながら取り組む、協働事業ならではの成果を感じる内容であり、学生や来訪者が実際に建物に触れ、活用することで、文化財への関心や理解の促進を深める機会となったとのことでした。

伝統的建造物

 

 

~公式YouTubeを活用した丸亀市の子育て支援情報の発信事業

 認定NPO法人さぬきっずコムシアターと子育て支援課の報告では、「子育て情報は様々な手段で発信されているものの当事者に届きにくいこと」「子育てに関する知識や情報が十分でないまま子育てが始まること」「些細な不安や困りごとが大きな悩みにつながりやすいこと」を共通課題として捉えており、子育て家庭が孤立することなく、必要な情報や支援につながる仕組みづくりとして、YouTubeを作成し、あらゆる子育て情報を動画にまとめ、配信することを目的とし、協働事業を行いました。

 報告では、特に支援を必要とする世帯や困りごとを抱える世帯に確実に情報を届けることが重要であり、文章だけでなく、動画を活用することで理解しやすくなり、必要な支援につながりやすくなるとの話がありました。報告の中で実際に動画に出演してくれたママさんが参加し、配信動画を視聴した際に感じた率直な思いや体験を語ってくださったことで、情報を必要とする人へ確実に届けることの大切さを共有する機会となり、大きな共感を呼ぶ発表となりました。今後の展望として、ショート動画を活用することで視聴への心理的ハードルを下げ、新たな視聴者層の開拓を目指すとのことでした。また、必要な情報を「探している」市民に対し、分かりやすく情報を届けることで、実用的な市民サービスとして機能させていくお話をいただきました。

公式YOUTUBE

 

 

〜丸亀関係人口創出プロジェクト「まるがめ体験ツアー」〜 

 SANUKIBASEと政策課の報告は、丸亀市の人口減少課題に対し、一過性の「観光」で終わらせない「関係人口(ファン)」の創出を目的として、実施しました。丸亀の暮らしに深く入り込む体験型のモニターツアーや交流会を通じて継続的な関係づくりを行うことで丸亀に愛着を持つファンの増加を目指しました。

 報告では、事業を通じて、参加者からは「丸亀市に対して、これまでは『うどん』『競艇』といったイメージを持っていたが、ツアー参加後は、「城・橋・船を一度に感じられる景観や、ゆったりとした時間が流れる美しくセンスの良いまちという印象に変わった」との報告がありました。また、市街地から気軽に島へ渡ることができ、豊かな自然を身近に感じられることや、のどかな暮らしやすさを残しながらも、移住者や様々なプレイヤーが活躍する活気のあるまちであることが魅力として挙げられました。
 今後の展望としては、民間主体による関係人口創出の取組が自発的に生まれる環境づくりを進めるとともに、市外に向けたプロモーションを強化し、丸亀市独自のコミュニティ形成へと発展させていく考えが示されました。また、関係人口の拡大から移住促進へとつながる流れを構築することで、継続的な地域活性化を目指していくとのことでした。

関係人口ウロジェクト

 

 

 今回の報告会は、笑いあり、涙ありと参加者全員を巻き込んだ、非常に印象深い報告会となりました。ご報告いただいた事業は、どれも難しさや課題はありながらもお互いに、苦手としているところを補完し、強みを出し合い、それぞれの専門性を活かすことで、素晴らしい成果を生み出していました。まさに『これぞ協働!』と感じる内容ばかりでした。

 

 今年度の提案型協働事業は2事業が採択され、現在事業が実施されています。

(令和8年度に採択された事業については、コチラをご覧ください

これらの事業についても、来年度に報告会の開催を予定しておりますのでお楽しみにしていただけたらと思います。

 

※丸亀市提案型協働事業とは

 市と市民団体などが協働で実施する事業で、各々が単独で実施するよりも、その効果を高め、市民の満足度の向上につなげることで、質の高い公共サービスを提供することを目的とする事業です。前年度の1月から2月にかけて市民団体等に募集しており、応募いただいた事業は選考委員による書類審査及びヒアリングを経て、選考基準に基づき審査されます。採択された事業は、提案団体主体で実施され、事業費は市から委託料として支払われます。

 


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