ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > まちのアルバム > 時の記念日「時太鼓打ち鳴らし式」

本文

時の記念日「時太鼓打ち鳴らし式」

ページID:0026950 更新日:2024年6月18日更新 印刷ページ表示

6月10日

丸亀市は、江戸時代に時報として打ち鳴らしていた「時太鼓」を平成18年6月10日(時の記念日)に復活させました。江戸時代と同じ、「大手一の門(別名・太鼓門)」に時太鼓を常設し、現在も正午に打ち鳴らして、時刻を知らせています。

現存天守と大手門があるのは丸亀城・高知城・弘前城の3城ですが、その中でも通年、時太鼓を打ち鳴らしているのは丸亀城だけです。

今年も時の記念日に合わせて「時太鼓打ち鳴らし式」を実施しました。

時太鼓打つ工房「竹」さんの写真

式では、土居保育所の5歳児14人が、踊り「お祭りドッキュン!」を元気いっぱい披露し、大手門広場をにぎやかにしてくれました。

土居保育所のこども達の踊る姿(写真)1土居保育所のこども達の踊る姿(写真)2土居保育所のこども達の踊る姿(写真)3土居保育所のこども達の踊る姿(写真)4

正午ちょうど、九つ刻(ここのつのどき)になりました。

 

少し、江戸時代の「時」について…

江戸時代は、夜明け前夕暮れ時を基準として、1日を「明け方から夕方まで」「夕方から明け方まで」をそれぞれ6等分しました。(半日である12時間を6等分するので、一つが2時間)

また、夜の午前0時昼の正午を中心に、前後1時間ずつの2時間を「九つ」と決め、時間が経つと「八つ」「七つ」…と数が少なくなり、「四つ」の次はまた「九つ」に戻る仕組みでした。「昼の九つ」は午前11時~午後1時、「昼の八つ」は午後1時~午後3時、「昼の七つ」は午後3時~午後5時…にあたります。

ちなみに、現在の午後3時ころの「おやつ」は「八つ」の時刻が語源と言われています。

時太鼓を打つ松永市長の写真時太鼓を打つ京極くんの写真

では「九つ」の時をおしらせしましょう!

市のマスコットキャラクター「京極くん」ら9人が順番に、「どどん」と太鼓を1回ずつ打ち鳴らしました。

 

一般参加の人も、時太鼓打ち鳴らし体験ができるので、土居保育所の子どもたちをはじめ、みなさんも時太鼓をたたきました。

土居保育所のこども達が時太鼓を打つ写真時太鼓を打つ一般参加者の写真1

時太鼓を打つ一般参加者の写真2

お城を見ながら打つ太鼓の音色は、とても爽快な気持ちにさせてくれました。

集合写真

式では、大木亀丸さんの丸亀城人力車芸人委嘱式も行いました。

大木亀丸さんの写真

人力車利用1000人目指すぞ!」と亀丸さん。

観光客はもちろん地元の皆さんも、お笑いと観光を楽しめる人力車をよろしくお願いします。