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城泊「延寿閣別館」一般見学会

ページID:0027310 更新日:2024年7月9日更新 印刷ページ表示

6月21日~23日

丸亀城では7月から始まる「城泊」を前に、宿泊施設として再整備した「延寿閣別館」の見学会を開催しました。

延寿閣別館見学会の入口の写真

「延寿閣別館」について

1933(昭和8)年12月に丸亀城三の丸に、丸亀市の迎賓館として建設した「延寿閣」。「延寿閣別館」は、連なる貴賓室として建てられました。

別館は木造平屋建てで、延べ床面積約120平方メートル。京極家江戸屋敷の建物から天井や床、欄間、飾り金具などを移築して建設しています。

1985(昭和60)年3月、延寿閣は老朽化のため取り壊されましたが、別館は以後、年に1~2回程度イベントなどで利用していました。

「延寿閣別館」は、築90年余りが経過し老朽化はあるものの、京極家の歴史を今に残す貴重な和風建築物です。持続可能な形でこの文化財を残していくために整備をし、当時の趣を残した宿泊施設になりました。

延寿閣別館の玄関の写真延寿閣別館北側の写真延寿閣別館南側の写真

見学会参加者は美しい庭園や景色を眺めながら、外から建物内を見学し、撮影するなどして、ゆっくりまわっていました。

便所へ続く廊下の写真主座敷の写真1主座敷の写真1​​​寝室の写真2内装を撮る人の写真延寿閣別館東側の写真

県外からの旅行者、ご近所さん、校外学習で市外から来た生徒さん、ご家族や友人同士など、いろんな人が訪れており

「工事の様子を見ていたので、一般公開を心待ちにしていた。以前の延寿閣別館も知っているので、きれいで豪華さを感じる反面、変わらない懐かしさもあって、見学できて本当によかった」

「木や畳などの香りが心地良い。建具や照明にも歴史を感じた。風通し、太陽の取り入れ方も日本の家らしくてよかった。室内に入ってじっくり見たかった」

「旅行で丸亀城に来て立ち寄った。昔の作りがこんな間近で見ることができるなんて、とてもいい思い出になった」

など、来場者の人はそれぞれ感想を話してくれました。


そのほかにも「見に来てよかった」「泊まってみたい」などの声が聞かれ、皆さん満足した様子で見学会を楽しんでいました。
延寿閣別館から見た飯野山

丸亀城「城泊」は、歴史や文化などに触れるプログラムが組み込まれ、1泊2日朝夕2食付きで2人1組税込126万5千円です。

詳しくは丸亀城 城泊公式ホームページ<外部リンク>をご覧ください。

木の艶やかさと重厚感を感じられる歴史的な空間と景観で、滞在中は時を忘れさせてくれることでしょう。