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6月中旬に「2025年大阪・関西万博」で、文化庁が主導する「2025年 国際博覧会を活用した食文化振興促進事業」の一環として、御菓子処乃だや(山北町)三代目、野田大晴(のだまさはる)さんが、和菓子の製造実演を行うことを市長に報告しました。
野田さんは、和菓子製造に携わる最高の栄誉である「選・和菓子職『優秀和菓子職』」に認定されています(上記写真:左胸が認定バッジ)。これは、業界では誰もが認める優れた和菓子職人であり、創作的な手作り和菓子を作る技術があることを証明します。
現在27歳、万博実演職人として全国から選ばれた8人の中で最年少、かつ中国・四国・九州地方からの唯一の選出者です。
野田さんは、
「豆を甘く煮てお菓子にするのは、日本独自の食文化。また、生菓子だけでなく、桜餅や柏餅、みたらし団子など、和菓子には四季を感じながら季節ごとの行事と共に味わう楽しみがある。そんな和菓子が自分の手の中で出来上がっていく様子を見学してもらうことで、普段とは違う目線で和菓子の魅力を感じてもらえるような製造実演をしたい。」
と和菓子の魅力や万博参加への想いを話しました。
市長は
「繊細で美しく美味しい、それが乃だやさんの和菓子。こんなにも素晴らしい和菓子が丸亀にあるということを幸せに感じている。ぜひ世界中の人たちに、この和菓子の美しさや魅力を知ってもらい、味わってもらえるようなPRができれば」
と期待を寄せました。
四季を表現した野田さん作成の煉切(ねりきり)。右から、春夏秋冬を表現。
野田さんの実演については、下記の日程で実施されます。
2025年大阪・関西万博 食と暮らしの未来 ウィーク
「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」
この機に、大阪・関西万博で和菓子の魅力を改めて感じてみませんか。