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丸亀市市民交流活動センター マルタス 1階多目的ホール1で「第44回フードドライブLOOP~つながる輪~笑顔の輪~」が開催されました。フードドライブとは、家庭で食べる予定のなくなった食品を回収し、集めた食品を必要な人たちに寄付する活動のことを指します。
主催は「香川大学学生ESDプロジェクトSteeeP(ステップ)」と「高校生ボランティア部 in まるがめ」の中高生たちです。SteeePの皆さんが市内でフードドライブを実施するのも、地元の中高生たちといっしょに取り組むのも今回が初めて。
会場入り口では、香川県食品ロス削減推進キャラクター「たるる」がお出迎えしました。
会場内では、遊びにきた子どもたちといっしょにとり奉行骨付じゅうじゅうと中高生たちがうちわと廃材を使った金魚すくい遊びをしていました。食品ロスだけでなく、不用品となった海ごみなどを用いて遊ぶことで、子どもたちにも環境問題を身近に感じてもらおうと学生たちが考えたそうです。
2時間のフードドライブを経て、今回の活動で寄付していただいた食品を社会福祉協議会へ。缶詰やレトルト以外にも調味料や飲料など多くの寄付があり、食品の中には市役所で集まったものもありました。
いただいた寄付品は丸亀市社会福祉協議会を通じて市内のこども食堂や貧困家庭など、日々の食事に支援が必要な人たちのもとへ届きます。
SteeePの代表である姫野優作さんは「活動に対して、一人でも多くの方に興味をもってもらえればうれしい」と話してくれました。市内でのフードドライブは次回、2月を開催予定とのこと。同団体の情報はインスタグラムやXでも情報発信されています。ご興味のある方はぜひ、次回のフードドライブにお越しください。