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毎年、夏休みの恒例イベントとして開催している「夏休み親子施設見学会」。
8月5日の見学会に続き、今回は8組19人の親子が、丸亀城内にある丸亀市立資料館と石垣崩落復旧整備事業PR館を見学しました。
まずは、職員ガイドのもと資料館2階の常設展示室を見学。
展示資料に目を通しながら、丸亀城の歴史について学びました。
丸亀市の中心市街地は、かつて生駒氏によって形成された後、山﨑氏、京極氏へと受け継がれながら発展し、現在のまちの礎となっています。丸亀城や城下町の姿もまた、時代とともに変化してきました。
こどもたちは職員の説明に耳を傾けながら、古地図や当時の丸亀城の姿を描いた城絵図などを手がかりにその変遷をたどりました。
続いて、城内南西側に位置する石垣崩落復旧整備事業PR館を訪れ、石垣の構造や崩落の経緯、復旧工事について学びました。
丸亀城の石垣は、平成30年に豪雨や台風の影響で3回にわたって大規模に崩落しました。復旧のために解体・回収された石の数は、当初の見込みをはるかに上回る1万1746石。
こどもたちは崩落現場やパネル展示を見ながら、職員の話に聞き入りました。
また、石垣積み体験コーナーでは、模型を見ながら、石垣の表面を覆う「築石」だけでなく裏側に「栗石」「盛土」を敷き詰め3層構造にすることで石垣の安定が保たれてきたことを学びました。
資料館に戻ると、お待ちかねの「瓦の拓本づくり体験」です。
複雑な形状や文様も立体的に写すことができる「湿拓法」という手法を用い、丸亀城で発掘された瓦の拓本を作りました。
京極氏の家紋や菊紋など、かつて丸亀城を華やかに飾った多様な瓦を前に、こどもたちは興味津々で作り方の説明を聞いていました。
〜拓本づくり〜
写したい瓦を選び、拓本用紙をあてて水で濡らします。
瓦に紙を密着させるように、文様を丁寧になぞっていきます。
乾いたら、インクを染み込ませた打包(タンポ)で凸部だけを染め出して完成です。
私たちの暮らしに根付き、身近な存在である丸亀城。この日は、その紡がれてきた歴史と文化に改めて触れるとともに、石垣復旧への期待を一層深める一日となりました。