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ゆめ46号企画・丸亀市の男性育休取得企業を取材

5 ジェンダー平等を実現しよう
ページID:0001355 更新日:2022年12月22日更新 印刷ページ表示

男女共同参画情報紙『ゆめ』第46号企画

ゆめ46号紙面に載りきらなかった2件のインタビュー全容を公開!

株式会社 一鶴

株式会社一鶴では2人の男性育休取得者とマネージャーの方にお話を伺いました。
(左から中川マネージャー、香川さん、河上さん)の画像
(左から中川マネージャー、香川さん、河上さん)

香川さん(令和元年に14日間取得)

育休を取得しようとしたきっかけ

 初めての子どもということもあり、両親になかなか預けられる状況ではなかったので、自分がサポートしようと決めました。妻からは「居てもらえて安心した」と言われました。

育休期間中の仕事の調整について

 1ヵ月のシフト表があり、事前に育休を申請していたので育休期間中は周りにサポートしていただきました。
(調理中の香川さん(右))の画像
(調理中の香川さん(右))

育休を取得して感じたこと

 初めてのことばかりで色々大変でしたが、生まれて間もない子どもとの時間を妻と共有できて、良かったと思いました。

育休を取得したいと思っている男性へのメッセージ

 もし2人目が産まれても育休を取得したいと思いました。ぜひ他の方にも育休を取得してもらって奥さんと一緒に育児を経験してほしいと思います。取得したことで育児が実際どれだけ大変なのか、そして楽しいことがたくさんあると分かりました。

河上さん(令和2年に16日間取得)

育休期間中の過ごし方について

 上の子どもと生まれた子どもを妻と交互に世話をしました。夜泣きにも対応しました。

育休期間中の仕事の調整について

 香川さんと同じでシフトを調整していただきました。その際シフトを代わっていただくスタッフに「お願いします」と伝えると「気にしないでいいよ」と言ってもらえました。

育休を取得して感じたこと

 僕は6人目の子どもで初めて育休を取得しましたが、育児の大変さについて頭では分かっていても、実際に経験してみると大変でした。

育休を取得したいと思っている男性へのメッセージ

 妻と上の子ども5人の育児の時間を共有していなかったので、今回一緒に育児の時間を過ごしたことで苦労や楽しさなどを共有することができました。取得しなければ分からないことでした。男性でも育休取得できる機会があればぜひ取得してもらいたいです。

中川さん(株式会社一鶴のマネージャー 2人の育休取得を強い信念で後押しされました)

育休を取りやすい環境づくりに工夫されていること

 香川くんの取得の時期は、次世代育成支援「くるみん」の取得を弊社の目標にしていたこともあり、育休の申請があれば、快く受け入れる体制でした。また、これまでに男性の店長代理も育休取得しており、男性でも育休取得が当たり前の環境になっています。

管理職としてのメッセージ

 社員から育休申請があった場合、対応次第でその社員の今後のモチベーション向上に繋がります。弊社では今後も「この会社でずっと働きたい」と思ってもらうために、助け合いながら男性・女性関係なく育休取得してもらうなど、子どもが産まれても働き続けられる環境を目指していきます。

 

株式会社 四国電水

株式会社四国電水では男性育休取得者と代表取締役の方にお話をお伺いしました。
(左から河西さん、佐藤社長)の画像
(左から河西さん、佐藤社長)

河西さん(令和元年に11日間取得)

実際に育休を取得して感じたこと

 自分は11日間育休を取得しましたが、その期間の中では育児の全貌が見えず正解が掴みきれなかった気がします。子どもを育てるというのは「その時」しかない。育休を取らなければ見られなかった子どもの表情もあります。育休を取得したことで子どもに対する愛情がより深くなったんじゃないかと思います。

育休期間中の過ごし方について

 基本的には上の子2人の世話をしていました。妻だけで上の子2人を見ながら3人目の子どもの離乳食が始めるのは難しいと考え、その時期に合わせて育休取得しました。

育休期間中の仕事の引継ぎについて

 育休前に担当の仕事の段取りを考え、仕事に影響がないようにしました。ただ現場職のため、お客様とのやり取りは他の方に頼むこともありました。(インタビュー中の様子)の画像
(インタビュー中の様子)

佐藤さん(株式会社四国電水の代表取締役 河西さんに育休取得するよう声かけされました)

職場の環境づくりに工夫していること

 情報共有を大切にしていますね。昼食を一緒に取るときは冗談を交えながら子育てのことや趣味の話をしています。どちらかと言うと家庭の時間より仕事の時間の方が長いので社員の体調変化に気づけるように心がけています。

男性育休について

 私は50歳ですが、自分の育児時代では育児は女性の役割だという風潮がありました。でも当時自分も育休が取れていたらと思います。だから今回河西さんに育休を勧めました。

河西さんが育休を取得するにあたり、仕事の割り振りで工夫されたこと

 河西さんは弊社の中心的な立場の主任で、彼にしかできない仕事がありました。でも河西さんが育休取得したことを機に、別の人でもその仕事ができるようにしました。それが結果的に弊社の成長に繋がりました。また、普段働いている社員の存在は当たり前ではないと実感し、ありがたみを感じました。
株式会社四国電水の皆さんの画像
(株式会社四国電水の皆さん)

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