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戦没者追悼式

16 平和と公正をすべての人に
ページID:0001794 更新日:2022年12月22日更新 印刷ページ表示

戦没者追悼式

日時:平成29年11月19日(日曜日)午後2時00分~午後3時00分
場所:綾歌総合文化会館アイレックス
来場者:約200名

 11月19日に綾歌総合文化会館アイレックス大ホールにて、先の大戦のほか幾多の戦禍により犠牲となられた戦没者を追悼し、恒久平和の誓いを新たにするため平成29年度丸亀市戦没者追悼式を開催しました。
 拝礼、国歌斉唱、黙とうに続き、梶正治丸亀市長が式辞を述べました。
 ロビーでは、広報丸亀に連載している「私の戦争体験談」を展示し、たくさんの方にご覧いただきました。

丸亀市戦没者追悼式市長式辞

 本日ここに、戦没者御遺族並びに御来賓の皆さん方多数の御参列を賜り、丸亀市戦没者追悼式を挙行するに当たり、戦没者の御霊に対し、謹んで追悼の誠を捧げます。
 ここに鎮まります御霊は、あの極めて激しい戦いの中で、ひたすら祖国の安泰を願い、家族を案じつつ、戦地に赴き遠い異郷の地で亡くなられた方々であります。尊い命を亡くされましたことは、私たちにとりまして、永遠に忘れることのできない深い悲しみであります。
 今、静かに御霊の御前に立ち、在りし日のお姿を偲びますとき、誠に痛恨の極みであり、心より敬弔の意を捧げるものであります。また、最愛の御家族を失われた深い悲しみに耐え、幾多の困難を乗り越えられた御遺族の皆さん方の長年にわたる御労苦と御心情は、察するに余りあるものがあります。
 終戦から七十二年の歳月が過ぎ去り、戦争を知らない世代が多数を占めるようになりました。今日の平和で豊かな生活を守るためにも、先の大戦の記憶を風化させることなく、戦争の悲惨さと平和の尊さを次の世代に語り継いでいくことは、戦後を生きる私たちの責務であります。
 しかし、今なお、世界各地では紛争やテロが絶えず、多くの人々が武力による争いに傷つき、苦しんでおります。武力によってもたらされる幸せなど決してありません。
 今日、私たちが享受する平和と繁栄は、戦没者の皆さんの犠牲のうえにありますことを決して忘れることなく、私たちは、再び戦争の惨禍を繰り返さないとの決意を新たに、恒久平和の実現に全力を尽くし、住み良い郷土丸亀を築いてまいりますことをお誓いいたします。
 終わりに臨み、御霊の安らかならんことを、併せて御遺族の皆さんのご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げ、式辞といたします。

戦没者追悼式の様子
私の戦争体験談の展示の様子