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【提案型協働事業】令和4年度の事業報告会を開催しました

ページID:0018461 更新日:2023年7月5日更新 印刷ページ表示

 令和5年7月2日(日曜日)にマルタスにて、丸亀市提案型協働事業報告会を開催しました。

 丸亀市では、市民の力が生かせる協働のまち、いきいきとした個性豊かで活気あふれるまち「丸亀」の実現を目指し、毎年市民団体等より「丸亀市提案型協働事業※」を募集しています。

 ファシリテーターをマルタスの細谷さんが務め、令和4年度に採択された2事業について実施団体と協働担当課から報告をしていただきました。

 報告では、団体から事業を行うことになったきっかけや、市と団体等との役割分担、事業の効果などについて、市の協働担当課からは市側としての関わり方や協働での視点をお話しいただきました。

「学童の時間を生きた学びに~犬と一緒に「適正飼養」「動物理解」「他者尊重」を学ぶ~」

提案型協働事業報告会写真

 まずは、「学童の時間を生きた学びに~犬と一緒に「適正飼養」「動物理解」「他者尊重」を学ぶ~」を実施したNPO法人Ukドッグセラピー協会の遠藤さんと協働担当課の教育委員会総務課 野口さんからの報告です。

 学童の時間を生きた学びに~犬と一緒に「適正飼養」「動物理解」「他者尊重」を学ぶ~は小学校の学童保育「青い鳥教室」とNPO法人Ukドッグセラピー事務所をオンラインでつなぎ、犬と共に「適正飼養」「動物理解」「他者尊重」を学ぶ事業です。夏休み期間に垂水小学校の第1・2・3青い鳥教室にて3回に分けて実施されました。

 報告ではオンライン教育の可能性や、実施の前後で動物への理解がどの程度変化したなどの成果とともに、6月1日に採択が決定し、8月に実施とタイトなスケジュールではあったものの、メールでのやり取りでは双方のレスポンスが早かったため無事に事業を実施できたこと、マルタスでの新しい教育講座の開催へつながったことなど実施にかかる報告もありました。しかし課題として、主体であるNPO法人がどこまで市に報告・役割分担を共有できるかという連携の難しさも上げられました。

「スマホを使ったバーチャル四国八十八ヶ所巡礼の旅スタートin丸亀城!!~生活習慣病予防を涵養するための講演&ウォークラリー」

提案型協働事業報告会写真

 続いて、「スマホを使ったバーチャル四国八十八ヶ所巡礼の旅スタートin丸亀城!!~生活習慣病予防を涵養するための講演&ウォークラリー」を実施したNPO法人スポーツクラブ飯山の大畑さんと協働担当課の健康課 江渕さんからの報告です。

 スマホを使ったバーチャル四国八十八ヶ所巡礼の旅スタートin丸亀城!!は生活習慣病を理解・予防対策をすることを目的に、NPO法人スポーツクラブ飯山がオリジナル開発したスマホアプリを使用して実施されました。

 報告では、いかに継続して楽しくウォーキングができるかに重点を置き、事業終了後も多くの方に継続してもらっていることのほか、当初はメールのみでのやり取りによって誤解が生じたり、協働担当課に対する遠慮から意思疎通がスムーズに行えなかったが、直接会って相談するうちにうまく役割分担ができたこと、お互いの長所を発揮し合いながら事業を進めることができ、ウォークラリー参加者からもとても好評であったことが報告されました。

 どちらの事業も、地域や社会の課題に着目し、連携や意思疎通の難しさなどの課題があったものの、対話を重ねることで活動を行う各主体と市が互いの長所を発揮した事業となりました。今後の生涯学習課の担う役割についても改善すべき点が確認でき、大変有意義な会となりました。

 今年度の提案型協働事業は1事業が採択され、現在、事業が実施されています。

 (今年度の採択された事業はコチラから

 この事業についても報告会を来年度に開催したいと考えておりますので、皆さんお楽しみに。

 ※丸亀市提案型協働事業とは

 市と市民団体などが協働で実施する事業で、各々が単独で実施するよりも、その効果を高め、市民の満足度の向上につなげることで、質の高い公共サービスを提供することを目的とする事業。毎年、4月から5月にかけて市民団体等から事業を募集しており、応募いただいた事業は選考委員による書類審査及びヒアリングを経て、選考基準に基づき審査されます。採択された事業は、提案団体主体で実施され、事業費は市から委託料として支払います。