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第五次丸亀市定員適正化計画を策定しました
計画策定の趣旨
全国の地方公共団体においては、社会経済の変化とともに市民への行政サービスが多様化していく中で、地域住民のニーズを適切に反映し、円滑な行政運営が行えるように地域の実情を踏まえ定員管理に取り組んでいるところです。
本市においても、少子高齢化に伴う人口減少社会の進行、国内外における目まぐるしい社会経済情勢の変化や市民が求める価値観、ライフスタイルの多様化など行政を取り巻く環境は変化を続けており、より高度な専門性が求められるなど、職員に求められる業務が増加している現状を踏まえ、これまでも、喫緊の行政課題に対応するため、限られた人材の中で、適材適所の人員配置に加え、再任用職員、任期付職員や会計年度任用職員など様々な任用形態の職員を活用しながら、これらの変化に対応するための定員管理に努めてきました。
一方で、職員の働き方に関する制度の充実や意識も高まり、職員の時間外勤務の縮減対策、休暇取得の促進、増加するメンタルヘルス不調による長期休養者の対応や職員の育児休業期間の長期化など職員の健康への配慮と労務管理を含めた職員のワーク・ライフ・バランスの推進がより一層求められています。
そこで、令和5年度からの定年延長制度の導入に伴う高齢期職員の多様な働き方、新規採用の平準化や家庭と仕事の両立ができる職場環境づくりなどを踏まえながら、今後の行政需要の動向を考慮し、実態に応じた効率的な職員体制を目指すため、令和5年度から令和8年度を計画期間とする「第五次丸亀市定員適正化計画」を策定します。