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令和7年度 第1回協働推進研修を行いました

本市では、「丸亀市自治基本条例」及び「信頼で築く丸亀市さわやか協働推進条例」、令和6年度から5年間を計画期間とする「第2次丸亀市協働推進計画」に基づき、「市民等の力が生かせる協働のまち・いきいきとした個性豊かで活力あふれるまちづくり」を進めています。その取り組みの一環として、各課における協働の窓口となる職員を協働推進員として配置し、毎年度、協働に対する意識醸成のため協働推進研修を実施しています。
令和7年度の第1回目として協働推進員に加え、地域担当職員を対象とした協働推進研修を5月22日(木曜日)に開催し、マルタス職員を含む56名が参加しました。
今回の研修は、丸亀市市民交流活動センターマルタス副センター長の森口海生氏、同職員の小島翠葉氏より本市における協働の拠点施設である「丸亀市市民交流活動センターマルタス<外部リンク>」について、マルタスの取り組みや市民活動団体の紹介、施設の活用事例などをスライドを用いて紹介するとともに、後半はマルタス職員と一緒にそれぞれの業務における課題や行政の課題などについてグループワークを行いました。
まず、4~6人のグループに分かれてアイスブレイクを行いました。「アイスブレイク」は、緊張感のある場を和らげるために行われるコミュニケーション手法の一つで、参加者の緊張をほぐし、コミュニケーションを円滑にするために用いられます。今回は各グループにマルタス職員も入って、「ニックネーム」や「最近まで勘違いしていたこと」などを加えた自己紹介を行いました。
次に、「それぞれの業務における課題や行政の課題」について、課題の洗い出しを行い、その課題に対しての解決策やアイデアをグループ内で共有し、意見の集約やグループ化を行いました。「助成制度をもっと知ってほしい」や「イベントやセミナーなどのPRが難しい」といった課題が多く、「この内容ならデジタル化を図ることで効率化が期待できる」や「マルタスのオープンスペースを活用してイベントやセミナーの告知をすることで広く市民へ情報提供できる」などといった具体的な解決策もあり活発な意見が交わされました。
研修を通して、参加した職員からは「マルタスや他課とも課題を共有でき、課題を通して協働することの意識が分かった」や「マルタスの活用事例や市民活動団体を知れたことで、今後連携して取り組むことに期待ができる」といった声があり、職員間はもとよりマルタス職員とも交流を深めることができ、新たな連携事業の創出や市民活動団体との協働などの可能性を感じた研修となりました。