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DV(配偶者などからの暴力)で悩んでいませんか?
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者やパートナーなど親密な間柄で起こる暴力のことです。
その中でも交際相手などからふるわれる暴力のことを「デートDV」と呼んでいます。最近では、若い世代の恋人間の暴力も増加しています。
親密な関係にあっても、暴力は決して許されません。
配偶者からの暴力は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害です。
相談窓口一覧 ⇚市役所以外の窓口も掲載しています
暴力にはさまざまな形が…
- 身体的暴力:殴る、蹴る、物を殴る、突き飛ばすなど。
- 精神的暴力:無視する、脅迫する、人前で馬鹿にする、大声で怒鳴る、別れたら自殺すると言うなど。
- 性的暴力:性行為の強要、見たくないポルノビデオや雑誌を見せる、避妊に協力しないなど。
- 経済的暴力:デート費用をいつも出さない、生活費を渡さない、借金を重ねる、仕事をやめさせるなど。
- 社会的暴力:交友関係を制限する、電話に出ないと怒る、LINEなどを細かくチェックする
- 子どもを利用した暴力:「子どもに危害を加える」と脅す、子どもを取り上げる など
また子どもに暴力を見せることは児童虐待にあたります
DV被害などの現状
令和2年度(前回:平成27年度)に実施した、丸亀市男女共同参画に関する市民アンケートによると、女性の13.9%(前回:12.5%)、男性の5.3%(前回:3.0%)は「DVを受けたことがある」と回答しています。
DVを受けたことのある方のうち、「友人・知人に相談した」が女性37.5%(前回:50.0%)、男性5.0%(前回:26.7%)、「家族に相談した」が女性33.8%(前回:41.5%)、男性5.0%(前回:40.0%)でした。一方、「どこ(だれ)にも相談しなかった」という方は、女性36.3%(前回:29.3%)、男性70.0%(前回:60.0%)でした。
丸亀市子育て支援課内の女性相談におけるDV相談受付件数について
(丸亀市女性相談におけるDV被害者等からの相談状況)
H30年度 |
R元年度 |
R2年度 |
R3年度 | R4年度 | R5年度 | |
---|---|---|---|---|---|---|
相談実人数(人) |
21人 |
22人 |
22人 |
27人 | 21人 | 12人 |
相談延べ件数(件) |
55件 |
53件 |
43件 |
83件 | 88件 | 41件 |
令和5年度のDV被害者等からの相談の状況は下記のとおりです。
相談延べ件数は41件と令和4年度に比べ47件減少しました。
相談実人数は12人で、令和4年度に比べ9人減少しました。
また、相談の内容としては「精神的暴力」についてが最も多くなっています。
暴力から心身を守ろう!
- 身の危険がある場合は『警察』に。
- DV被害者の方を保護するため、住民基本台帳の閲覧等を制限することができます。
詳しくは、こちら(住民登録に関する届出)をご覧ください。 - 暴力や脅迫などにより生命や身体に重大な危害を受ける恐れが大きい場合、『裁判所』に申し立てると保護命令(接近禁止命令・退去命令など)が出されます。
保護命令には、申立書が必要です。
申立書には、配偶者暴力相談センター〔香川県子ども女性センター〕や警察の職員に相談した事実が必要なため、まずは、相談しましょう。
※配偶者暴力相談センターや警察の職員に相談していない場合は、公証人役場で認証を受けた書類を申立書に添付する必要があります。
詳しくは、内閣府男女共同参画HP「関連法令・制度一覧 保護命令」を参照ください。<外部リンク>
ひとりで悩まず、ご相談ください!
DVは我慢しても改善しません。
自分が悪いから暴力を受けているという思い込みは危険です。
そして、繰り返される暴力が改善されることはほとんどありません。
DV被害の解消の第一歩は、「相談」です。
- 関連サイト 内閣府男女共同参画局HP「配偶者からの暴力被害者支援情報」<外部リンク>
- 相談窓口一覧
DV相談カードをご利用ください。
丸亀市では、DV相談窓口を記載したDV相談シールを作成しています。
市内スーパーや量販店など様々な方が利用する施設や市内事業所のトイレ内の鏡面に貼付していただいています。(男性トイレにもあります)
貼付に協力いただける施設の方は、人権課男女共同参画室(0877-24-8823)へご相談ください。
下記の写真のように貼り付けします(ユポ強粘着なので水にも強いです)