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夏休み「戦争体験」講話会(平成30年)
夏休み「戦争体験」講話会
今後二度と戦争を繰り返さないよう、先の戦争体験者から戦争を知らない世代へと、戦争の悲惨さや平和の尊さなどを語り継いでいくため、「戦争体験」講話会を開催しました。
語り部の小林文雄さんは、皆さんと同じ小学生の時、丸亀市に住んでいて、毎日のように空を飛ぶ軍用機の爆音を耳にし、小学校の校庭での避難訓練を体験されました。また、高松や岡山の空襲の際には東や北の空が真っ赤に染まったのを目にされたそうです。
- 対象 市内在住の小学生と保護者
- 語り部 小林文雄 様(丸亀市飯山町)
題 『 1945年 夏 -少年時代- 』
- 入場料 無料
- 日時・場所 下記日程で、同じ内容のものを2回開催しました。
【1回目】8月9日(木曜日)13時30分~14時15分(45分間)
参加者 小学生23人、中学生1人、高校生1人、未就学児2人 合計42人
【2回目】8月15日(水曜日)13時30分~14時15分(45分間)
参加者 小学生12人、中学生2人、保護者11人、未就学児1人 合計26人
1回目、2回目を合計して68人(小学生35人、中学生3人、高校生1人、保護者26人、未就学児3人)の方が参加されました。
- 場 所 クリントピア丸亀3階 研修室3(土器町北一丁目72番地2)
講話会終了後の参加者の感想・意見
- 戦争は何があっても絶対にしてはいけないと聞いたので、戦争はとてもつらいこと、悲しいことだと分かった。(1年生)
- この時代はこれだけ恵まれた時代になったんだなと思った。戦争は絶対にしてはいけないものだと知った。(3年生)
- アメリカは日本を攻めて、いろいろな被害をもたらしたことが分かった。その爆弾がどのようにして作られたかが気になった。昔は貧しく立派な靴やゲームがないことも分かった。戦争は二度と起きてほしくない。(5年生)
- もうこんな悲劇は起こしたくないと思う。さらにこんなことで家族や回りの人の大切な命を失くしてほしくないと思う。(6年生)
- 戦争を体験していない私たちは知ることのできない事実を教えてくださり、戦争に対しての認識を、戦争を全く知らない子ども達がいけない事と理解してもらえたと感じた。勝ち目のない竹やりを実際に見て唖然となりました。これから未来も絶対に戦争はしてはならないと思えた日だ。(40代)
- 戦争の経験がある祖父母がもう亡くなっているので、なかなか当時の話を聞くことができなかったが、今回講話会に参加して、当時の子供の生活や状況を知ることができた。悲惨な話というのは他でも聞くことがきるが、実際の子供の話などはなかなか知れないので、興味深く聞かせてもらった。またこういう講話会があればぜひ参加したい。(40代)
- 戦争の怖さだけでなく、地図を見ながら第2次世界大戦へ向かった理由など分かりやすく伝えてくれて子どもにも戦争の愚かさが伝わりやすかったと思う。お話を聞けてよかった。当時の生活と今の生活を比べられて、今のありがたみも感じた。(40代)
(参加者へのアンケートより抜粋)