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ワーク・ライフ・バランス推進コンサルタント派遣事業

5 ジェンダー平等を実現しよう
ページID:0001359 更新日:2022年12月22日更新 印刷ページ表示

 丸亀市では、業務の効率化や、働きやすい職場環境づくりに取り組もうとする市内企業に、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)推進コンサルタントを派遣し、取り組みの支援を行いました。

これまでの実績

男女共同参画情報紙『ゆめ』第44号にといて、令和元年度実施分の支援終了6か月後の追跡調査をしています。その内容を瀬戸内中讃定住自立圏女性活躍講演会(令和2年11月9日開催)において、他企業の方にもご覧にいただくため、パネル展示しました。
パネル

令和元年度

《コンサルタント派遣先企業》

  • アーチ株式会社(丸亀市綾歌町)
  • 亀山石油株式会社(丸亀市昭和町)

令和元年度丸亀市ワーク・ライフ・バランス推進のためのコンサルタント派遣事業実施要領[PDFファイル/185KB]

最終報告(実績報告)

2社ともに事前ヒアリングを実施(左:アーチ株式会社)の画像12社ともに事前ヒアリングを実施(亀山石油)の画像2
▲2社ともに事前ヒアリングを実施(左:アーチ株式会社、右:亀山石油)

最終報告(実績報告)の画像1

《取組前の現状と課題》

  • 業務の属人化(情報共有が不十分)
  • 業務量等の見える化が未実施
  • 経営理念が社内に浸透していない

《取組内容》

  1. 業務の属人化を解消するため、マニュアル等を作成
  2. 従業員個々にスケジュール記録をしてもらい(15分管理法)、タイムマネジメント研修を通じて能力向上を図る
  3. アンガーマネジメント研修を実施し、従業員間、利用者さんとのコミュニケーションを考え直すきっかけをつくる
  4. 職員面談の実施に向けた取り組みを支援する

▼15分管理法 色分けして内容分析(緑色部分に改善の余地ありと発見)
15分管理法 色分けして内容分析(緑色部分に改善の余地ありと発見)の画像

《取組の効果》
1)ワイズマンオリジナルマニュアルを活用しながら事務マニュアルを作成(マニュアル化が必要な業務をほぼ完成させる)。マニュアル作成スキルを取得したことで、看護業務のマニュアル化にも着手した(業務の属人化を防ぎ、ワーク・ライフ・バランスの実現に近づく)
2)3)タイムマネジメント、アンガーマネジメントの重要性を従業員個々が知ることにより、時間の使い方、組織内のコミュニケーションを意識し、より良い職場風土の醸成につながった
4)経営理念は作成途中となったが、コーチングスキルとしての「グローモデル」を活用しながら、従業員満足度の向上につながる面談を定期的に実施するようになった

《今後の目標》
今回のような機会がなければ、忙しいことを理由に業務改善に取り組むことはなかったと思います。今後は子育て世代のみでなく、ダブルケア対象者も働き続けられるような取り組みを進めていく予定です。

最終報告(実績報告)の画像2

《取組前の現状と課題》

  • 従業員の勤続年数は長く(19.3年)、平均年齢が高い(52.2歳)【支援開始前の聞取情報】
  • 有給休暇消化率が高く、残業時間もかなり少ない→ホワイト企業と言っても良いレベルだが、さらに踏み込んで残業ゼロにしたい
  • 従業員の中で家庭の課題を抱える人や病気治療を続けながら勤務継続する人が出てきた
    →仕事と生活の両立が重要(ひいては、社内コミュニケーションによるスムースな業務調整が必要)

《取組内容》
【当初】従業員のQOL(生活の質)向上のために、企業ビジョンの共有、社員自らの振り返りワークなどを実施。→本事業と業務との時間調整が難しく全員参加できない回が発生。また、社内コミュニケーションに改善要素があることが判明したため、取組内容を支援開始後に修正
【修正】オートスタンドの時間外営業を取引先の協力により廃止し、残業をゼロとする業務体制を本事業実施期間中に実現させたが、制度導入のみとならないよう風土づくりに着手。具体的には、コミュニケーションツールの面も意識した個人面談に取り組む。支援では、従業員の成長をサポートするような面談手法等のレクチャーを行った

▼研修の様子
研修の様子の画像

《取組の効果》
面談スキルを活用し、定期的な個人面談を行うようになり、風土づくりの第一歩となった

《今後の目標》
社員からの要望を吸い上げたり、経営者と社員の意識共有を図ったりするため、定期的な個人面談が有効であると今回の取り組みで再認識しました。定期的な面談を継続しつつ、総務部門の平準化のため、マニュアル化できる部分は進めていきます。

個別訪問以外の取り組み・その他の成果

合同勉強会(令和元年8月6日)

  1. ワーク・ライフ・バランスとハラスメントについてのミニ講座
  2. 過去に職場環境改善を図った会社より、コンサル支援後3年の状況などの話

合同勉強会(令和元年8月6日)の画像1合同勉強会(令和元年8月6日)の画像2

中間報告パネル展(令和元年11月14日)
瀬戸内中讃定住自立圏女性活躍推進協議会主催講演会会場において、他企業の方にもご覧いただくため、パネル展を実施しました。
中間報告パネル展(令和元年11月14日)の画像

以下は、平成29・30年度実施分を掲載

男女共同参画情報紙『ゆめ』第42号において、平成30年度実施分の支援終了5か月後の追跡調査を掲載しています。情報紙に掲載できなかった内容を以下に掲載しますので、情報紙ともどもご覧ください。

(各企業の代表者にコメントをいただきました)

株式会社 コスモ不動産(代表取締役 野津靖生さん)
≪社員の働き方・働く環境を点数化したとき、1年前と現在の点数は?≫
 
50点 → 70点 (理想に向かって改善中)
≪点数アップとなった要因は?≫
 オフィススペースの改装をし、働きやすい環境整備に努めた。また、勤怠管理をスマホからの入力・承認に変更しようとしている。これにより、社員の子が急な病気になっても、ライン1本で有休が取得できるようになる。また、介護中の社員には、就業時間を柔軟に調整し、仕事と家庭の両立ができるように取り組んでいる。

社会福祉法人 光志福祉会(理事長 喜井規光さん)
≪社員の働き方・働く環境を点数化したとき、1年前と現在の点数は?≫
 
30点 → 80点(更なる職員満足度UPに向け邁進中)
≪点数アップとなった要因は?≫
 昨年度のコンサルタントの助言を鑑み、引き続き2019年度IT導入補助金を申請し採択に至った。新たに入居施設にも記録・請求ソフト及びタブレット端末を導入し、更なる職員の業務負担軽減を図る予定。また、各拠点において重要実行計画を立案し職員一人一人が、細分化した小目標の達成を意識して業務に取り組むことで、労働生産性を高める意識が出来つつある。

平成30年度

《コンサルタント派遣先企業》

  • 株式会社 コスモ不動産(丸亀市中府町)
  • 社会福祉法人 光志福祉会(丸亀市川西町南)

平成30年度丸亀市ワーク・ライフ・バランス推進のためのコンサルタント派遣事業実施要領[PDFファイル/180KB]

11月8日、中間報告パネル展

 平成30年度実施のコンサルタント派遣事業の進捗状況等を他企業の方にもご覧いただくため
同日開催の瀬戸内中讃定住自立圏女性活躍推進協議会主催講演会会場にてパネル展を実施しました。
11月8日、中間報告パネル展の画像111月8日、中間報告パネル展の画像2
中間報告パネル(B2サイズ3枚・パネルデータ[PDFファイル/439KB]

最終報告(実績報告)

 働き方関連の課題解決に向け意欲的に取り組み、職場環境の改善に成果を上げるだけでなく、男性社員の育児休業を初めて取得させるなど副次的な成果を2社ともにあげることができました。(男性社員の育休取得についてのインタビューはこちら)
2社ともに事前ヒアリングを実施(左:コスモ不動産。右:光志福祉会)の画像12社ともに事前ヒアリングを実施(左:コスモ不動産。右:光志福祉会)の画像2
△2社ともに事前ヒアリングを実施(左:コスモ不動産。右:光志福祉会)

最終報告(実績報告)の画像1

《取組前の現状と課題》

  • 新システムの導入により労務管理が出来る様になったが、事務の処理時間が大幅増となる→業務の属人化
  • 請求処理を担当者が毎月約3日間、終日かかりきり状態。また、複数拠点である為に、部署によって周知や現場への落とし込みにムラがある→労働生産性に課題 他

《取組内容・効果》

  1. ソフトのバージョンアップ化と新ソフト導入を図る。コンサルタントの助言によりIT導入補助金を申請→費用の約50%を補助金で賄う。新たなシステム導入により属人化を軽減。変更処理作業で出ていた紙は0枚となった。(写真1)
  2. 業務リストを作成し、コンサルタントが洗い出し→作業効率の高い方法が判明し、改善後、3日かかっていた作業が5時間程度で完了できるようになった。また、チェック漏れリスクも減少した。

▼写真1 新ソフト導入前の様子(1か月約300枚)
新ソフト導入前の様子(1か月約300枚)の画像

《その他の取り組み》
定例のリーダ研修会に「報・連・相」の研修を実施。部署によって周知や現場への落とし込みにムラがあったのを軽減させた。(写真2)
その他の取り組みの画像◀写真2

《その他》 
​男性職員が育児休業を取得。本市事業である男性の育児休業取得促進奨励金を受給

《今後の取り組み・目標》
職員の多様で柔軟な「働き方改革」の実現。ハラスメント防止対策。社員教育・キャリアアップの確立・中間管理職を育成できる人事制度の構築など
利用者と社員の「満足度アップ」に努め、法人価値を高める

最終報告(実績報告)の画像2

《取組前の現状と課題》

  • 業務の属人化のため、急な休みがあると業務に支障
  • 不要な書類や物品等が多く、所在を把握しているのは一部の社員のみ 他

《取組内容・効果》

  1. 社内環境の整備→トラック2台分の不用品を廃棄。また、備品発注ルールを整備し、在庫管理が一目瞭然に
  2. 社員一人一人が自らの働き方について考える。行動できる組織づくりを実施→活動星取り表や気づき改善管理表などの可視化ツールを活用し実践。ランチミーティングを活用し、職場環境改善について話し合う機会が増えた(写真3参照)

▼写真3 ランチミーティングの様子
ランチミーティングの様子の画像

《その他の取り組み》
電話取り次ぎ削減のため、児童音声応答IVR(Interactive Voice Responseの略)を導入。掃除の負担軽減のため、ロボット掃除機を導入 など

《その他》
男性社員2名が育児休業を取得。本市事業である男性の育児休業取得促進奨励金を受給

《今後の取り組み・目標》
業務の効率化、属人化の解消を進め、残業の削減、有給休暇取得率向上、クレーム削減を目指す。これにより社員が、生き生きと長く働ける職場にしていく

個別訪問以外の取り組み・その他の成果

合同勉強会(平成30年10月11日)
合同勉強会(平成30年10月11日)の画像

  1. 働き方改革について、最新の法律と労働生産性を上げていくヒントなどを紹介
  2. 職場におけるハラスメントについて現状と防止策等を紹介

働く女性活躍応援セミナー(平成31年2月28日)参加
働く女性活躍応援セミナー(平成31年2月28日)参加の画像

香川県働き方改革モデル事業 最終報告会へ本市支援企業がオブザーバー参加・報告(平成31年3月7日)
平成30年度香川県働き方改革モデル事業として、本市と同様にコンサルタント派遣を受け取り、取り組んだ5社ともに事例報告。他社との交流も図る

男性社員の育児休業取得(2社ともに)
インタービューを掲示しています

以下は平成29年度実施分を掲載

平成29年度

《コンサルタント派遣先企業》

  • 株式会社 池田工務店(所在地:丸亀市綾歌町)
  • 丸亀シティーサービス協同組合(所在地:丸亀市土器町東)
  • 株式会社 馬場建設工業(所在地:丸亀市飯山町)

平成29年度丸亀市ワーク・ライフ・バランス推進のためのコンサルタント派遣事業実施要領[PDFファイル/177KB]

3社合同研修会を開催

 本事業では、ワーク・ライフ・バランス推進の取り組みを行っている企業の横のつながりを生み出すことも有効と考え、3社合同研修会を開催しました。
 研修テーマは、“職場や家庭で上手にコミュニケーションをとるためのポイント”。ワークもまじえた研修は、日ごろの自分たちの話し方や聞き方について確認するいい機会となったようです。

日時 平成29年12月13日(水曜日)16時30分~17時30分
場所 丸亀市飯山総合学習センター
参加者 3社の経営者と従業員18人
3社合同研修会を開催の画像13社合同研修会を開催の画像2

3社の取組内容と効果を報告
パネルディスカッション “「働く」について社長も従業員も考えました ~丸亀発の働き改革とは~”

 平成30年2月17日(土曜日)に開催した「女性が輝く地域づくり講演会(中讃会場) ~「子育て」と「働く」を考える~」において、本事業での各社の取組内容や効果を報告しました。

日時 平成30年2月17日(土曜日)13時30分~16時00分(開場13時00分)
場所 アイレックス大ホール
内容 
第1部 男女共同参画川柳コンテスト表彰式
第2部 よしもとパパ芸人・ペナルティヒデさんとタケトさんによる子育てトークショー
第3部 パネルディスカッション(3社による事例発表)
 各社の事例発表の概要はクリックしてご覧ください。
 株式会社 池田工務店[PDFファイル/212KB]
 丸亀シティーサービス協同組合 [PDFファイル/197KB]
 株式会社 馬場建設工業[PDFファイル/193KB]

3社の取組内容と効果を報告の画像13社の取組内容と効果を報告の画像2

女性が輝く地域づくり講演会(中讃会場)~「子育て」と「働く」を考える~のチラシはこちら。[PDFファイル/1018KB]

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