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救助工作車は、救助(レスキュー)活動に出動します。交通事故や火災現場など、どんな場所でも活動できるように、さまざまな道具が装備されています。
シャッターを開けると・・・
数え切れないほどの救助資機材(道具)が積載されています。救助隊員は使いこなせるの?ご心配なく。どんな災害現場でどんな道具を使うのか、常に訓練し、現場に臨んでいます!
まだまだ救助工作車には装備があります。
車両の前後にはウインチを装備しています。前面は油圧式・後面は電動式。前後とも5トンの牽引力(けんいんりょく)があります。交通事故車両などを移動させたり、色々な場面で使います。
手動用はしご昇降装置
地上8.73メートルまで伸びる三連はしごを、手動で1人のみで昇降(積み降ろし)することができます
運転席をのぞいてみよう。
運転席にもいろいろな装置があります
救助隊長が乗車する助手席の背もたれには空気呼吸器が設置収納されていて、出動中の車内でもすばやく装着することができます
後部座席には隊員が乗車し、空気呼吸器をはじめ、安全保護具などを積載し、出動中の車内で装着することができます
上から見てみよう。
何か書かれています
これは対空表示(たいくうひょうじ)といって、大規模災害のときなどに、上空のヘリコプターから車両の所属、隊名を識別するために表示するものです
丸:丸亀市
北:北消防署
R:救助工作車(RESCUE)
救助工作車はどうでしたか?
安全・安心を守るために、紹介しきれていないたくさんの道具を積んでいます。
もしもの時のために、みなさんも災害に対応する力をつけましょう。(消防本部には勉強するための防災コーナーもあります)