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避難所における多言語案内について

8 働きがいも経済成長も
ページID:0026405 更新日:2024年6月17日更新 印刷ページ表示

 日本で暮らす外国人の中には、日本語の理解が容易ではなかったり、災害に関する知識が不足していたりする方がいます。そのような方々は災害時に日本人の行動についていけず、ストレスや不安を抱えるだけでなく、必要な支援を受けられない可能性があります。

 日本語が苦手な外国人に安心して避難所に入ってもらうための言語面での支援として「多言語指差しボード」、「張り紙」、「避難所ガイドライン」「外国人生活支援ポータルサイト」を紹介します。

 これらは外国人住民だけでなく、一時滞在の外国人旅行者への対応や、やさしい日本語の活用により、外国人以外の子供や高齢者などの災害時要援護者への情報提供にもご活用いただけます。

災害が起きたら

多言語指差しボード

 避難所で日本語が苦手な外国人と最低限の意思疎通を図るためのツールとして『多言語指差しボード』があります。

対応言語
 英語 韓国語
中国語(簡体) 中国語(繁体)
​タガログ語 ​タイ語
​ミャンマー語 ​インドネシア語
​ネパール語 ​ポルトガル語
​スペイン語 フランス語
ロシア語 ベトナム語

 一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR/クレア)が作成したものです。ボードは3種類あり、同協会が別途提供している多言語の『避難者登録カード』も一緒に使用します。

  • ボード1『言語の確認』 (全語共通)
  • ボード2『避難所スタッフ用』 (言語別)
  • ボード3『被災外国人用』 (言語別)
  • 『避難者登録カード』 (言語別)

使い方

1. ボード1『言語の確認』を外国人に見せ、「日本語がわかるか」を確認する。日本語が分からない場合、「どの言語がわかるか」を確認する。
2. ボード2『避難所スタッフ用』の「❸何か困っていることはありますか?」、「❹欲しいものはありますか?」を指差す。
3. 外国人にボード3『被災外国人用』を使って意思や欲しいものを指差してもらう。
ボード3『被災外国人用』の回答別 対応例

❶食べられないものがあります

多言語食べられないものリスト [PDFファイル/5.75MB]で食べられないものを指差してもらう。

❷長い間持っている病気があります

ボード2『避難所スタッフ用』の「❺避難者登録カードに記入してください」を指差し、『避難者登録カード<外部リンク>』の裏面にある、体調や持病などの欄に記入してもらう。

※『避難者登録カード』は、言語リストの14言語に対応しています。同カードにチェックしてもらった内容は、避難所運営責任者に引き継いでください。

まとめて印刷する場合はこちら

張り紙

 避難所で必要となる場所や配給時間、注意書き等を多言語で示すための張り紙です。印刷してご活用ください。

対応言語
 やさしい日本語 英語
スペイン語 ポルトガル語
​中国語 ​ベトナム語
​インドネシア語

多言語張り紙リスト

災害に備える

避難所ガイドライン-Evacuation Center Guideline for Foreign Residents

 避難所についての説明や心構え、翻訳アプリの紹介等が記載された避難所ガイドラインがあります。

 また裏面の緊急・救急メモは、災害が起こる前に書いておき、避難するときに持っていくことでスムーズに自分の情報を伝達することができます。

対応言語
 英語 中国語
スペイン語 ​やさしい日本語

外国人生活支援ポータルサイト-A Daily Life Support Portal for Foreign Nationals

 外国人が日本で生活するために必要な生活情報を多言語でお知らせしている「外国人生活支援ポータルサイト」があります。サイト内の「緊急・災害」のページ<外部リンク>に災害に関する様々な情報が掲載されています。

 同サイト先からダウンロード可能な多言語版の「生活・就労ガイドブック」第10章「緊急・災害」の災害や避難の項目なども参考にしてください。

 

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